タマンゴー

(フランス領ギアナ)

ダンサー、ミュージシャン、そして画家であるタマンゴー・ヴァン・ケゼーレ・スタニスラスの芸術的才能は、3つの文化によって形成された。フランス領ギアナのアマゾン、パリ、そしてニューヨークである。彼のダンスを通して、一つの哲学体系が姿を表し、現代の都会的な体験だけでなく、神話や先祖代々の儀礼の記憶をも呼び起こす。このような土台の上に、アフロ・カリビアンやワールド・リズム、ヒップ・ホップカルチャーの新しいサウンド、ファンク、そしてビバップやスイングといった伝統的なジャズの表現法からの影響を重ね、自らの特徴的なスタイルの中に融合させている。彼は様々なアーティストとコラボレーションし、共にステージに立っている。ほんの一部を紹介すると、ボビー・マクファーリン、エルヴィン・ジョーンズ、チューチョ・バルデース、リチャード・ボナ、オマール・ソーサ、ザキール・フセイン、グレゴリー・ハインズといったアーティスト達だ。また、自らの率いるダンス一座「アーバン・タップ」と共に、世界中を巡業してきた。 日本におけるプロジェクトでも長い歴史を持っており、中でも注目すべきは2006年に佐渡島で行われた鼓童のアース・セレブレーションと、翌年20周年を迎えた同イベントでのパフォーマンスである。2015年には、日本人俳優・ダンサーであるHIDEBOHと共に、日本人映画監督北野武によって企画され、東京で3週間にわたり上演された舞台「海に響く軍靴」に主演した。人々を驚かせて止まない即興演奏の名手タマンゴーは、世界でも有数の音楽的なタップの達人として名を轟かせている。

「驚嘆すべきエレガンスと妙技。揺れる曲線のフォームと稲妻の如きスピード、軽やかなフロア・リズムの融合である。人は彼を、あらゆるダンサーの頂点と呼ばずにはいられないだろう。」 ニューヨーク・タイムズ

ダンサーとしてのパフォーマンスに加えて、タマンゴーの高知滞在中には、彼の美術展が二週間にわたり藁工ミュージアムにおいて開催される。その展示「リズムの色素 (Pigments of Rhythm)」において示されるのは、基調と変化、曖昧さと明瞭さ、街々の拍動、森の力強い魂、そして隠された知られざる顔たち。有調かつ無調に、ジャズダンサーのように即興的に、ビートが色と線とを指揮し導くのである。

タマンゴー オフィシャルサイト

Urban Tap オフィシャルサイト


Music


Video